TALPKEYBOARDの日記

TALP KEYBOARD(タルプキーボード)は、自作キーボードを楽しむ全ての方々のために、 自作キーボードをつくる上で必要なパーツやキットを販売するショップです。 はてなブログでは、ショップページに書ききれない情報を不定期で掲載してゆきます。

55mmのトラックボール(交換用)が販売されていました

ぺリックス PERIPRO-304 55 mmトラックボール 光沢仕上げ レッド 他社製55mmトラックボールマウスと互換性あり【正規保証品】

ぺリックス PERIPRO-304 55 mmトラックボール 光沢仕上げ レッド 他社製55mmトラックボールマウスと互換性あり【正規保証品】

  • メディア: Personal Computers

 

 

 

お世話になっております。TALPKEYBOARDです。

今まで55mmのトラックボールのボールだけって、単体で販売されているのを見かけたことがなかったのですが、昨日Amazonで発見しました。ベリックスはずっと38mmの互換ボールは販売していたので、特に問題はないかと思います。ご参考まで。

CherryMX デベロッパーページについて

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お世話になっております。TALPKEYBOARDです。

Cherryの以下ページに、CherryMXスイッチに関する色々な情報が掲載されています。スイッチの細かいサイズ、フットプリントのサイズ、型番の説明と、キースイッチのリファレンスサイズなどがありますので、キーボードを設計し制作される方々は、見ておいて損はないと思います。

www.cherrymx.de

それでは、よいキーボードライフを。

talpkeyboard.stores.jp

TEX Beetleをヤフオクで入手しました(ADAキーキャップに交換)

お世話になっております。TALPKEYBOARDでございます。

突然ですが、 TEX Beetleヤフオクで買いました。ずっと欲しかったのですが2015年位に販売されたもので、現在は販売されていない為、思い出してはヤフオクを検索していましたが、今回ついに発見しまして、ここぞとばかり即決しました。

到着したTEX Beetleはこちらです。いわゆるほとんど普通の60%キーボードです。トップはアルミ、ボトムはABS樹脂。QMK Firmwareは使っておらず独自のファームウェアで、ショートカットキーの入力で一部キーの置き換えが可能です。キー配列は最下段が少々特殊かもしれません。スペースバーが4.5U、その右のModifierが全て1Uです。ちなみにキーキャップはこのOEMのツートンに交換されていました。スペースバーはXDAだそうです。初めてみました。ちなみに元々は黒のOEMぽい専用キーキャップです。あれこれ日本語配列だ、と購入してから気づきました。

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裏面です。ショートカットの表が貼っています。完成品なので各種規格は通しています。キットばかりみていたので久しぶりにみました。足は奥側がチルトになっています。ネジ穴の箇所がおそらくゴムのフタでゴム足を兼ねていたのだと思います。あとで普通のゴム足を貼ってずれないようにしておこうと思います。
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付属のUSBケーブル。Mini-Bです。ケーブルは少々太くて曲がりづらいので、他のものを使うことにします。
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作業開始です。キーキャップはオリジナルに戻したかったのですが販売されてなく、OEMの黒いキーキャップを探しましたが、日本語配列で最下段に4.5Uのスペースバーと1Uを使っているキーキャップセットが見当たらなく、ブランクキーキャップも見当たらなかったので、ここは同じTEXのADAキーキャップセットを手前味噌ですが使うこととしました。まずキーキャップを取り外します。静音リングがついています。懐かしいです。最近すっかり見なくなりました。キースイッチは伝統のCHERRYMX茶軸です。とりあえずしばらくこのまま使って見ます。まずはキースイッチの間などを清掃です。
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清掃には無水エタノールを使っています。樹脂や金属を変化させず、キズもつけないので便利です。布や綿棒を使いながらきれいにしてゆきました。
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日本語配列なのですが、慣れていないので英語配列で使おうと思います。TEX ADA 104 US キーキャップセット (Base)を装着してゆきますが、足りない部分がでてきます。ISO ENTER、左SHIFT、最下段の1UのModifierキーです。これはTEX ADA ADD-ON キーキャップセットの中から使えるものを選びました。4.5Uのスペースバー、これはTEX ADAのどのキーキャップセットにも入っていないので、あきらめてついていたグレーのスペースバーを黒く染色しようかなと思っていたところ、以前TEX Shinobiを購入した際の付属キーキャップセットの中に幸運にも入っていましたので、それを装着しました。

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英語配列だと余ってしまう数カ所の1Uは、ADA ブランクキーキャップをつけています。日本語配列での悩みのタネの左SHIFTの2Uも、Shinobiのブランクキーから拝借し、一通り完成しました。ADAプロファイルで全てそろえることができました。みなさんの場合、Shinobiのブランクキーセットをわざわざ入手するのは大変(送料込で100USD近くします)ですので、DSAのブランクキーを流用するのがよいと思います。
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綺麗に掃除して、新しいキーキャップもつけて、なかなかいい感じの、大人のキーボードに仕上がりました。当分使ってゆこうと思います。しかし久しぶりの60%は、なんだかとても大きく感じます。
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www.tex-design.com.tw

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金属ボディのキーボードにウレタンフォームで静音化を試してみました

お世話になっております。TALPKEYBOARDでございます。

最近のキーボードは変な音の響きを減らすためにトッププレートと基板の間や、ボトムプレートと基板の間に成型されたフォームを入れたりしています。それだけで高級ぽくって少しうらやましい気がしていました。かつ最近私が使っているキーボードは、2017年に購入した最初期のPreonicで、見ての通りステンレスボディなので音が響く響く。職場で2回怒られてしまいました。今回はこのPreonicで静音化を試してみます。

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裏板もスチールです。響かないわけがありません。

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今回はこちら。ホームセンターで520円で販売されていたウレタンスポンジゴムを使ってみようと思います。幅5cmのものとなります。普通のゴムは違うでしょうし、スポンジは吸音性が微妙ではないかと踏んで、こちらを購入してみました。

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作業内容は極めてシンプルです。切って貼るだけ。適当にカットして、穴位置をチェックして穴を開けて貼り付けます。穴あけが手持ちのキリだとうまく広げられなかったですが、そんなに精度もいらないでしょうから、適当に加工しました。きれいに加工する、またはトッププレートと基板の間に挟み込む場合はしっかり精密に加工する必要がありますので、その場合はレーザー加工機を使ったほうがいいかもしれません。

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貼り付けました。かなり適当です。このあと底板をぐいぐい押し付けながらネジ止めして完成です。

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さっそく使ってみたところ、明らかに静音化できた!とまではゆきませんでしたが、底面で響く音が2割程度減り、甲高い音が抑えられている感じがします。本当はトッププレートと基板の間にはさみこむと効果てきめんなのだと思いますが、さすがにキースイッチを全て外すのは面倒だなと思いまして、今回はここまでとしました。

しばらく使っていると、やはり少しはよさそうです。ステンレスボディのためとにかく硬質な打鍵音でしたが、それがかなり収まっています。520円での改造、なかなかおすすめかもしれません。

 

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【INFO】2020年10月のキースイッチ売上ランキングを発表します

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お世話になっております。TALPKEYBOARDです。

10月の売上集計を行うかたわら、最近取り扱い品目が増えてきたキースイッチのランキングを作成しました。ランキングは販売額ではなく販売数で集計しています。10月は新しい商品の入荷が特に多かったのですが、高級なキースイッチが上位を占めています。5位から順に紹介しています。

 

詳しくはこちらのページからご覧ください。

talpkeyboard.stores.jp

 

最近キースイッチをしゃにむに増やそうとしているTALPKEYBOARDです。がんばります。キースイッチカテゴリはこちらからご覧ください。

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約40年前の富士通のキースイッチを分解しました

お世話になっております。TALPKEYBOARDです。

数年前にヤフオクで1981年に発売された 8ビットパソコン 富士通FM-8 のキースイッチとキーキャップが出ていましたので落札しました。少し触ってみてしまっておいたのですが、今日掃除をしていたら出てきたので、ふと思い立って分解してみました。内容を以下に記します。
(注意)この内容は先日分解しながらTwitterに投稿したものをまとめています。ざっと書いていますので、間違いなどあったらごめんなさい。ご指摘いただけましたら修正します。

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約40年前の富士通のキースイッチです。実は現在までほぼ形を変えることなく生産されているのですが、来年で終息というアナウンスが流れていました。日本純正の最後のメカニカルキースイッチになるのかもしれません。

 

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裏は端子が4極あります。特別な機能があるわけではなさそうです。普通のオンオフです。キー本体の固定も兼ねているのかなと思ったらプレート固定だしそうでもなさそう。

 

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分解しました。ツメ部分の隙間がなく細いドライバーを刺して底部パーツを取りました。精度は非常に高いです。ボディは肉厚のABS。ステムはPOMでしょうか。CherryMXのようなスプリングではなく板バネ式でした。ステムに埋め込まれているバネ部が底部パーツについている端子の端を押す仕組です。

 

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ステムはうっすらルブしてある感じです。40年前のルブ。(とTwitterでは書きましたがすみません、こちら明るいところでよく確認するとルブはしていなさそうです。ステムとボディ無の光沢で勘違いしてしまいました)ステムについている板バネはこのようにステムの真ん中を貫き、キーキャップ取付部の先に出ています。ステムの剛性アップも狙ったのでしょうか。ステムを割ったような跡はないので、ステム成型時に板バネパーツを埋め込んだ一体成型のように思われますが、どうなのでしょうか。ちなみにステムの先端に板バネのパーツが露出していますので、強くスイッチを押すと指に刺さります。要注意。

 

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ステムとケース底部のパーツです。ステムに埋め込まれている板バネの先端が底部パーツについている端子の端を押し、端子のの凹みが更に底部のシールの中心あたりを押す仕組です。複雑です。

 

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底部パーツのバネパーツを外し、シールをはがすと金色をした円盤状のパーツが出てきました。円盤状のパーツを外すとこんな複雑な突起がある端子部となっていました。バネパーツの突起が円盤の中心を押すと円盤と中心の突起が接触して通電する仕組だと思います。底部プラスチックパーツと金属部分はこれもまた一体成型となっていて分解は難しいのですが、どうも円盤が乗る部分の外周にある突起3つが、4つある端子に振り分けられているように見えます。


CherryMX形状のキーキャップを見慣れている私には、非常に高い精度と機構の細かさは新鮮かつ非常な驚きでした。凝りすぎな部分はあるような気がしますが、ステムとボディの接触面の磨かれ方、接点がすべて点であるために摩擦による摩耗が少ない、複数の端子を設けており接触不良の可能性を低減している点など、長期間の安定利用を考えて作られていることが伝わってきます。このキースイッチはCherryMXよりサイズが大きくステム形状も端子の配置も異なるので、自作キーボードに簡単には使えないのが残念です。昔の日本は、しっかりと考えた良いものを作っていたという事を、知っていただけるととてもうれしいです。

それでは、よいキーボードライフを。

 

参考:

富士通 FM-8 (ウィキペディア

キースイッチ : 富士通コンポーネント

https://www.fujitsu.com/downloads/MICRO/fcl/keyboards/fes-360.pdf

 

Maker Faire Tokyo 2020 出展レポート②

お世話になっております。TALPKEYBOARDでございます。

昨日無事に終わりました Maker Faire Tokyo 2020 出展レポートの続きを記します。日曜は土曜より人出も多く、多くの来場者の方々とお話する事ができました。ご意見や面白い情報を得る事もできました。感謝いたしております。

さてまずはキーボード関連ブース紹介の続きです。トリはゆかりキーボードファクトリーさんのブースです。うちのブースの隣なのに撮影をすっかり忘れていました。本当にすみません。

まずはおなじみのMint60。僕も持っています。60%キーボードの左右分割型の標準機といえるキーボードキットだと思います。質実剛健な構成ですが、ボディやキーキャップやLEDでユーザーそれぞれの個性が出せるのが、人気のある証拠だと思います。

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長い間多くの日本メーカーも採用してきた優れた品質と、近年は非常に良いデザインのキーキャップをリリースしている台湾TAIHAO社のキーキャップ。ゆかりキーボードファクトリーさんはその販売代理店も行なっています。なので自社のキーボードにマッチしたキーキャップが提供できるのでしょう。
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次は今回の目玉、現在鋭意開発中のLime40です。エルゴノミック、のカテゴリーには入るのでしょうが、今までのキーボードの枠を超えたデザインのキーボードで、毎回見ると驚いてしまいます。筐体はポリジェット方式3Dプリンタで造形されたとの事で、積層痕がなくマットな仕上がりです。
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キープレートの素材は、右手側は筐体と同じポリジェット出力、画像の左側はなんと3Dプリンタを用いたステンレス素材の焼結処理により作られているとの事です。これもマットな感じの仕上がりで、打鍵感は明らかに金属です。今回の会場には様々なブースがありましたが、製品としてこの技法を用いているところはなかったと思います。
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伝説の絵文字キーキャップ
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底から見るとこんな感じです。キースイッチを束ねてゆく基板は非常に薄く曲げる事のできるフレキシブル基板です。それを葉っぱの形をした制御基板に接続してゆく形です。非常に複雑な形の筐体にあわせた基板、これは本当に大変だったと思います。
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筐体から透けて見える光は、このようにLEDテープで実現されています。ポリジェットでつくられた筐体が光を透かすことができるので、うまく筐体の厚みを調整しながら光の出し方を考えられたとの事です。すごい。
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フレキシブル基板です。
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毎回しっかりと開発されていて進化してきたLime40、次に会えるのが大変楽しみです。

二日間に渡って開催された Maker Faire Tokyo 2020、今回はコロナ渦の影響で、会場の規模が縮小、ブース間の距離を広げる為に出展者が減少する、ワークショップ等の中止、時間毎での入場制限など非常に厳しい状況でした。

しかし無事開催できたことと、例年よりは少ないとはいえ多くの方々とお話ができた事は非常にうれしい事でしたし、キーボードコミュニティの方々とも直接お話ができた事は、今年に入っていちばん幸せだったと思っています。

キーボードコミュニティの出展としても、当店としても3回目となった,Maker Faire Tokyo、メイカー/開発者の皆さんは自分のキーボードを更に深掘りし、完成度を高めてゆこうとしています。個人メイカーの枠を飛び出す、作品ではなく製品が今後でてくる可能性もあります。ぜひ今後も自作キーボードに注目いただければうれしいです。


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